(仮称)箕面萱野前開発計画
2023(令和5)年度末、北大阪急行南北線の延伸により「箕面萱野」駅が新たに開業予定となっている。新駅は、開業に合わせ駅前交通広場が整備されるなど「千里中央」駅に代わり、大阪の大動脈である地下鉄御堂筋線・北大阪急行南北線のターミナル駅となる。1日当たり28,000人の乗降者数が見込まれており、駅ビルおよび高架下店舗など、大規模な開発が進行中である。
東急不動産によって遂行される駅ビル及び高架下の当開発事業は、箕面の山並みとの調和や交通広場への自然光の取り込みに配慮しながら隣接する「かやの広場」や「千里川」といった豊かな自然環境を最大限に活かすプランとなっている。広場は約1,398平方メートルの多目的広場、約178平方メートルの野外ステージがあり、マルシェなど多彩なイベントが開催されている。にぎわいの起点となるオープンカフェや駅ビルと広場をつなぐ大階段など、駅を毎日利用する人、街を訪れる人がくつろげる憩いの空間となるようさまざまな計画が進行中だ。
2003(平成15)年、エリアのランドマークとして誕生した「みのおキューズモール」は、2020(令和2)年5月に大規模リニューアルを実施。オープンモールならではの居心地の良さを更に追求すると共に、人々が交流し「つどい」を育むライフスタイルセンターへと進化を遂げた。
「イオン箕面店」は「CENTER 棟」として生まれ変わり、「イオンスタイル箕面」に加え、大型家電量販店や人気の食物販店舗など多彩な専門店が出店。2階には約650席を有する大型フードコートが整備され、小さな子どもを持つファミリー世帯も気兼ねなくショッピングを楽しめる空間が生まれた。 また、子育てママの居場所となるイベントや愛犬と参加できるイベントなど、地域の人々との交流がうまれる様々なジャンルのイベントを「ギャザリング」と銘打ち、積極的に開催している。
利便性の向上が予想される「箕面萱野」駅の周辺環境。これまでもベッドタウンとして評価の高いエリアだったが、さらに人気が高まることが予想される。今後の進化からも目が離せない。