大阪府豊中市エリアの概要

桜やつつじ、四季折々の自然を身近にゆったり便利に暮らす街、豊中

豊中市北端の落ち着いた住宅街

「赤坂上池公園」
「赤坂上池公園」

豊中市は、大阪府北部の北摂7市の中でも、大阪市中心部に近い人気の自治体。市内北部に位置する宮山町周辺には、「赤坂上池公園」や「宮山つつじ園」があり、豊かな自然と利便性を併せ持つベットタウンとなっている。また、複数の鉄道路線が市内を通り、交通のアクセスは抜群。市の西端には「大阪空港」もある。

宮山町からは、大阪モノレール「柴原阪大前」駅、阪急箕面線「桜井」駅、阪急宝塚線「石橋阪大前」駅の3路線3駅が利用できる。「大阪梅田」駅へは、阪急宝塚線「石橋阪大前」駅から約16分の乗車(急行利用最短時)。大阪モノレールは、「千里中央」駅で大阪メトロ御堂筋線と直通運転をする北大阪急行線に接続しているため(乗り換え所要時間は約4分)、「新大阪」駅や「梅田」駅、「心斎橋」駅、「なんば」駅などへも出やすい。また、大阪モノレールは「大阪空港」へもアクセスしており、「柴原阪大前」駅から約7分の乗車時間となっている。

「みのおキューズモール」
「みのおキューズモール」

現在、北大阪急行線は、「千里中央」駅以北約2.5kmの延伸工事を行っており、2023(令和5)年度には「箕面船場阪大前」駅と「箕面萱野」駅の2つの新駅が開業される。沿線には「みのおキューズモール」などにぎやかなショッピングセンターがあり、買い物をする場所の幅が広がる。この辺りは車の利用も便利で、エリア北側には京都と神戸を結ぶ国道171号、南側には中国自動車道が延び「中国豊中」ICも近い。さらに、大阪市内から豊中市を通って北へ伸びる国道176号や、新御堂筋(国道423号)、阪神高速11号池田線なども通り、ショッピングやレジャーも快適に移動できる。

古くから栄えた歴史ある街、豊中

「つつじの杜 春日神社」
「つつじの杜 春日神社」

遺跡や古墳が多く、古くから人々の営みが行われてきた豊中エリア。「能勢妙見山」への参拝や物資の運搬でにぎわう能勢街道沿いの集落として発展した歴史を持つ。1910(明治43)年の箕面有馬電気軌道(現在の阪急宝塚線)開通後は、大阪市にほど近く丘陵地帯という絶好の環境から、ベットタウンとして人口が大きく増え、人気のある高級住宅地となった。エリア内には歴史を感じられるスポットも多く、「つつじの杜 春日神社」は創建835(承和2)年ともいわれる歴史ある神社。春には桜が美しいほか、つつじ園も境内にある。つつじが見頃を迎える4月中旬は多くの人が訪れる。夏には境内の竹を利用して竹灯りを作って光をともす「夏祭り 竹灯り」が開催され、秋の例大祭では“だんじり”囃子の奉納が行われるなど行事も多い。また、「柴原阪大前」駅のすぐ南、現在の「正安寺」のある地はかつて「刀根山城」があった場所。織田信長が有岡城攻めの際の包囲網の一つとして築いた城と言われている。

周辺には、もともと灌漑用のため池であった場所を下水工事と合わせ埋め立て公園になった「赤坂上池公園」など、グラウンドや池を持つ緑豊かな場所もあり、優れた住環境が魅力となっている。

図書館は北摂地区の全館利用可能

豊中市を含む、池田市、箕面市、吹田市、茨木市、摂津市、高槻市、豊能町、能勢町、島本町では、2017(平成29)年よりこの7市3町のすべての公立図書館・図書室で本を借りることが可能になった。そのため、お出かけのついでに本を借りることもできて便利だ。宮山町から最も近い蔵書8万冊の「箕面市立西南図書館」には、機関車型の書架のあるカラフルな児童閲覧室あり、子どもも楽しく読書に親しめる。

「市立豊中病院」
「市立豊中病院」

医療機関では、市内有数の救急指定病院の「市立豊中病院」があり、小児科や産婦人科含む23診療科が機能している。そのほか、休日に内科・小児科・歯科の診療を受けられる「豊中市医療保健センター」や中学生以下の夜間診療が可能な「豊能広域こども急病センター」など頼れる病院が整っている。また、「さもり小児科」や「山本内科クリニック」などの各種クリニックも身近にある。

充実の子育て支援

「野畑南公園」
「野畑南公園」

豊中市は子育てに関する助成が充実している。例えば、18歳までこども医療費助成の対象になり所得制限がない。また、認定こども園、新制度幼稚園、従来制度幼稚園を利用する3歳から卒園までのすべての子ども及び0歳から2歳までの市民税非課税世帯の子どもの保育料が無償。さらに保育の必要性のある認定を受けた1号認定こども等の預かり保育料(上限あり)や保育の必要性のある認定を受けた認可外保育施設を利用する子どもの施設等利用料(上限あり)も無償になる。

そして、子育ち・子育て応援アプリ「とよふぁみby母子モ」を採用し、予防接種のスケジュールや子どもの成長記録などを管理。アプリではほかにも豊中市の子育て情報、イベント情報の配信や子育て関連施設情報も掲載している。初めての子育てでも安心して過ごせる環境が整っている。

教育施設が集まる文教エリア

「大阪大学 豊中キャンパス」
「大阪大学 豊中キャンパス」

豊中市に多くの教育機関が集まるようになったのは、現「大阪大学」の前身のひとつ「旧制浪速高等学校」が1926(大正15)年に校地を構えたことから。現在市内には、「大阪大学 豊中キャンパス」や、教養の高い社会人の育成を建学の精神とする進学校「箕面自由学園」(幼稚園から高等学校まで一貫教育)などがあり、文教エリアとなっている。また保育・教育施設も多く、「豊中みどり幼稚園」「春日荘聖マリア幼稚園」「ほわいと保育園 宮山町」「豊中みどりっこ保育園」「豊中市立桜井谷こども園」など個性豊かな園が立地する。通学区の「豊中市立桜井谷小学校」「豊中市立第二中学校」も隣り合うような近さで建っており通いやすい。グローバル教育に力を入れる進学校「大阪府立箕面高等学校」も隣接する箕面市にある。

周辺には生活に必要な店が点在

「阪急オアシス 箕面店」
「阪急オアシス 箕面店」

スーパーやドラッグストア、家電量販店など生活に欠かせない店が駅前や大通り沿いに複数あり、普段の買い物には困らない。「桜井」駅の近くには、「ダイエー桜井駅前店」や「フレスコ桜井店」が、国道171号沿いには「阪急オアシス 箕面店」をはじめドラッグストア「ビクトリードラッグ 箕面店」「コジマ×ビックカメラ 箕面店」「ニトリ 箕面店」が、府道43号沿いには「フードショップ青葉 桜の町店」「食品館アプロ 豊中春日店」「スギ薬局 豊中春日店」などがある。また、周辺エリアには大型のショッピングセンターが多いのも魅力。「イオンタウン豊中緑丘」「みのおキューズモール」「EXPOCITY」などがあるので、週末にゆっくりとお出かけしたい。

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