【資産価値が高い住環境とは?】枚方市岡南町で見る、資産性の高いエリアの特徴6選!
マイホームの購入に際し、気になるポイントの一つが「資産価値」。物件そのものもさることながら、自分の手では変えられない立地の特性は、不動産を購入する上で重要なポイントとなってきます。資産価値が落ちにくいエリアには、交通アクセスの良さや生活利便性の高さなど、いくつかの共通した特徴があります。
今回は具体的にその要素となるポイントをピックアップしながら、大阪府枚方市岡南町を例に挙げ、資産価値が落ちにくいエリアの特徴を詳しく見ていこうと思います。
資産価値向上ポイント①:最寄り駅・ターミナル駅との距離
資産価値が高いエリアの特徴として、まず考えられるのが交通アクセスの良さ。「不動産のプロに聞いた!『資産性の高いマンションか見極めるポイント』ランキング(アットホーム株式会社)」でも、第1位は「最寄り駅との距離」が挙げられています。物件から最寄り駅まで徒歩10分以内(理想は5分以内)の駅近物件は需要が高く、資産価値が安定しやすいと言えます。
さらに都心部へのアクセスがスムーズであれば、時間的な余裕も生まれ、日常生活においても非常に便利です。これにより住民の転出が少なく、エリアの価値が保たれやすくなるため、資産価値の維持に寄与します。
枚方市岡南町は「枚方市」駅から徒歩10分圏内の距離で、「枚方市」駅は京阪電鉄の特急停車駅でもあります。大阪の「淀屋橋」駅まで特急で約20分、「新大阪」駅まで9分と、通勤や移動に非常に便利な立地です。
2位とは大きな差
岡南町全域で
「枚方市」駅まで徒歩10分圏内!
※1「不動産のプロに聞いた! 「資産性の高いマンションか見極めるポイント」ランキング(アットホーム株式会社)」より作成
資産価値向上ポイント②:商業施設や生活インフラ、公共施設の充実度
資産価値が高いエリアには生活関連インフラの充実が大切な要素です。商業施設や医療施設、学校などのインフラが整ったエリアは住みやすさが向上し、住民の転出も少なく資産価値が安定しやすくなります。特にエリア内の駅周辺にこれらの施設が集まっていると、利便性が高く、安定した需要を生み出します。文化施設やスポーツ施設も生活の質を高め、ファミリー層やシニア層など、幅広い世代にも支持されやすいです。
「枚方市」駅周辺は、商業施設が充実しており、「京阪百貨店ひらかた店」や「枚方T-SITE」などの駅直結施設があります。また「枚方ビオルネ」もあり、日常的な買い物には困りません。駅の西側には「関西医科大学」や附属病院があり、健康医療面での充実も特徴です。「枚方市総合文化芸術センター」などの文化施設もそろい、住民の生活環境が非常によく整っています。
「イオン枚方店」も入居
大型医療施設が集積
資産価値向上ポイント③:利便性の向上が見込める再開発事業
再開発事業が進行中であったり計画されているエリアは、将来的に利便性の向上が見込まれ、資産価値が高まる傾向にあります。新しい商業施設や住宅、公共施設の整備は街の魅力を増し、特に駅周辺や主要道路沿いでの再開発は注目のポイントです。これにより、投資家や住民の関心を引き、長期的な資産価値の維持が期待できます。
枚方市岡南町では「枚方市」駅周辺で再開発が進行中です。第3工区では「ステーションヒル枚方」が2024(令和6)年に完成し、高層建築には「カンデオホテルズ大阪枚方」や賃貸マンション、オフィス、公共施設が入居します。また、「枚方モール」も2024(令和6)年9月にオープンし、駅舎や高架下の商業施設と一体化します。さらに第1工区では商業施設「Hirakata Woven(ヒラカタ ウーヴン)」が建設中で、隣の第2工区には低層階にクリニックモールが入るマンションが完成。駅前広場の整備も進められており、バス利用の利便性が向上する見込みです。
市民憩いの場
新たな枚方市の顔
資産価値向上ポイント④:災害・犯罪リスクが低く安心感がある
不動産を長期的に資産として保有するためには、防犯や災害リスクへの対策が重要です。災害リスクが低い内陸部や高台のエリアは、自然災害による影響が少なく、資産価値が安定しやすいです。また、防犯対策がしっかりしているエリアも住民に安心感を与え、価値を維持しやすくなります。
枚方市は内陸部に位置し、津波の影響は受けませんが、淀川や天野川の氾濫による洪水リスクがあります。「枚方市」駅周辺では洪水の影響が懸念されるエリアもありますが、岡南町は標高が高く、浸水予想区域から外れています。したがって、災害リスクは比較的低いでしょう。
また、枚方市では防犯対策にも力を入れており、市内に1,000台以上の街頭防犯カメラが設置されています。駅周辺や岡南町は夜間でも人通りが多く、防犯面でも安心して暮らせるエリアです。
資産価値向上ポイント⑤:豊かな自然環境や文化の香りがある
緑地や公園が多く自然環境が豊かな地域は、良好な住環境が形成されやすいイメージがありますね。また学校や大学、図書館、美術館、文化センターなど、教育や文化的な施設が近くにある街は、ファミリー層からの支持も集めやすいため、より長期的に資産価値を維持する上で重要な要素となります。
枚方市の東部には、天野川や淀川沿いの散策コースやランニングエリアがあり、自然豊かな里山が残されています。また、岡南町や岡本町、岡東町には「岡東公園」や「岡本町公園」、「ニッペパーク岡東中央」など、多くの公園が整備され、地域イベントも開催されています。
さらに、近年の再開発により「枚方市」駅周辺には文化的施設が増加。絵本や児童書が充実した「枚方T-SITE」や、市民図書館のある「ステーションヒル枚方」、文化発信の拠点となる「枚方市総合文化芸術センター本館」などが設けられ、文化の香りが漂う街としてファミリー層にも支持されています。
大きく広々した公園
資産価値向上ポイント⑥:地域コミュニティの活性度
最後のポイントは地域コミュニティの活性度です。歴史的な背景を持つエリアや、地元住民によるイベントや活動が活発に行われているエリアは、地域住民同士のつながりが強く、安心感や信頼感を生み出します。こうしたコミュニティは、外部からの住民が増えても受け入れる体制が整っており、エリアの安定性を高めるため、資産価値を守る強い基盤となります。また、地域コミュニティがしっかりと運営されていることで、住民同士の連携が取れ、地域全体が発展する可能性が高くなります。
枚方市は江戸時代から宿場町として発展し、現在もその歴史を感じることができます。岡南町近くの旧街道沿いでは毎月「くらわんか五六市」が開催され、地元の店やギャラリーの展示が行われています。リノベーションされた古民家カフェも人気で、休日には多くの人でにぎわいます。このような地元密着型のマルシェが継続的に開催されているのは珍しいです。また、「ニッペパーク岡東中央」ではシーズンごとのイベントが行われ、「枚方蚤の市」などで多くの人々が集まります。枚方市には市民が積極的に参加し、心を通わせて楽しむ文化が根付いています。
一般公開されている
枚方宿旧小野邸宅
アンティーク品が
全国から集まる
いかがだったでしょうか。枚方市岡南町は、利便性が高く、生活インフラが充実しているだけでなく、再開発が進み、将来的な価値向上も期待できるエリアです。さらに、自然環境や文化的な施設も豊富に整備されており、住民にとって安心して暮らせる環境が整っています。
どのポイントも重要な判断材料となりますので、今後の不動産選びにぜひ参考にしてみてください。
資産価値向上ポイント
- (1)最寄り駅・ターミナル駅との距離
- (2)商業施設や生活インフラ、公共施設の充実度
- (3)利便性の向上が見込める再開発事業
- (4)災害・犯罪リスクが低く安心感がある
- (5)豊かな自然環境や文化の香りがある
- (6)地域コミュニティの活性度
【資産価値が高い住環境とは?】枚方市岡南町で見る、資産性の高いエリアの特徴6選!
所在地:大阪府枚方市