“食”と“色”が混ざりあう伝統と維新の食形態

市営地下鉄御堂筋線の「昭和町駅」から徒歩1分。寺西家阿倍野長屋(文化庁登録有形文化財第270268号)という歴史的遺産である四軒長屋の一角に居を構えるキッチンバー「混」。

「混」外観
「混」外観

1932(昭和7)年建築のこの長屋には、伝統が息づいている。伝統とは当時の最先端、時を経て後世に受け継がれる。人類が食を文化にまで高めた“食文化”についてもう一度原点に立ち戻り、素材ひとつひとつに感謝の意を込めて料理を完成させている。それが「混」だ。

伝統が受け継がれてきた長屋
伝統が受け継がれてきた長屋

グルタミン酸をはじめ豊富な栄養と旨味を持つトマトは加熱により、もうひとつのうま味成分であるグアニル酸が増し相乗効果をもたらすという。「混」では、2日間かけて濾した自然で透明なトマトスープを絶妙な加熱で調理し、トマトの果実に詰めたパスタに注ぐ。トマトの持つ様々な表情を、ひとつの“食”として「8Hzのフラワーピールマン」に表現している。

「8Hzのフラワーピールマン」
「8Hzのフラワーピールマン」

生産者・流通業者・料理人・サービスマン、そして訪れる人、色んな人と人とが結びつき、その心がひとつの皿になる。様々な人々が交じり合う阿倍野の街。「混」は、そんな街のコントラスを象徴するかのような店だ。

「混」内観
「混」内観


所在地:大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-50-25 
電話番号:06-6623-4156
営業時間:12:00~14:00(ENT13:00)、18:00~21:00(ENT20:00)※完全予約制。21:00~23:00に会員制要予約のバータイムあり
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