エリア概要コラム

教育・文化・歴史が息づく、文人に愛された歴史ある邸宅地

古い歴史を持ち、かつてより栄えてきた池田市。北に位置する五月山や緑豊かな公園が点在し、豊かな自然と伝統産業、近代産業が共存している。大阪都心に隣接し、生活にも便利な街で、アクセスも良く、文教エリアとしても知られている住宅都市だ。さらに、池田市は2017(平成29)年4月から「子ども・子育て支援日本一のまち」をめざす取り組みのなかで、市内に製造工場のあるダイハツ工業株式会社と共同で、第3子以上を出産した家族に、同社の新車を3年間無償貸与するという新しい制度を導入。他の地域にはない面白い取り組みとして注目を集めるエリアでもある。

生活、アクセス良好の住宅地として発展

豊かな緑に囲まれた生活環境
豊かな緑に囲まれた生活環境

池田市は大阪の北摂地域に位置し、東側は箕面市、豊中市に隣接し、西側は兵庫県の川西市や伊丹市に隣接している。昔から交通の要衝として栄え、交通アクセスに恵まれながらも、箕面川、猪名川、五月山などがある水と緑が豊かな地ともいえる。阪急宝塚線の開業以降、日本初の分譲地の販売がされるなど、住宅地としても発展し、大阪都心の北16㎞ほどの近郊に位置する、近隣の中核的な役割を担っている。

鉄道と高速道路で、多方面へのアクセスに優れたエリア

「大阪国際空港(伊丹空港)」へも近く、恵まれた利便性を享受する
「大阪国際空港(伊丹空港)」へも近く、恵まれた利便性を享受する

池田市内は大阪都心部に近く、鉄道は阪急電鉄が、南には「大阪国際空港(伊丹空港)」、東西に中国自動車道、南北に阪神高速道路と交通アクセスに恵まれたエリア。「石橋」駅は阪急宝塚線と阪急箕面線の乗り継ぎ駅として利用されている。宝塚線では梅田方面と宝塚方面、箕面線では箕面市方面へ行くことができる。「石橋」駅から「梅田」駅へは乗り換えなしで行くことができ、1時間に10本以上、通勤・通学の時間帯は15本以上あり、直通特急なら17分で到着できる。「宝塚」駅へも急行で20分以内、さらに隣の「蛍池」駅から大阪モノレールに乗り換えれば「大阪空港」駅へも5分でアクセスできる。また、中国自動車道を利用すれば神戸方面や茨木市方面へ、阪神高速道路を利用すれば車で大阪都心部へアクセスすることができ、とても便利だ。※交通所要時間は日中平常時のもので、曜日・時間帯により異なる可能性あり。また、乗り換え・待ち時間は含まない。

商業と文化の歴史と、衣食住の新提案を先駆けてきた街

池田市内には弥生時代の「宮の前遺跡」、古墳時代の「鉢塚古墳」など、古来の遺跡が残る歴史ある地。室町時代から戦国時代にはこの地域を治めた池田氏による「池田城」が置かれ、現在城跡は「池田城跡公園」として市民の憩いの場所となっている。江戸時代には能勢街道が整備され、能勢地域と大阪との中継地として酒造り、細河郷の植木などの商業や金融業が栄えた。経済的な繁栄が文化的な発展にもつながり、著名な文人や学者が池田市に訪れている。

「池田城跡公園」
「池田城跡公園」

1910(明治43)年には、箕面有馬電気軌道(現・阪急電鉄)の開通と同時に、日本で初めて住宅ローンによる郊外型分譲住宅「池田新市街地(室町住宅)」の販売が開始された。現在の国内の住宅街は大正~昭和初期に鉄道会社によって開発されたところが多く、「池田新市街地(室町住宅)」はその先駆けとなっている。戦後は大阪都市圏のベッドタウンとしても発展してきた。公共施設や商業施設も多く誕生し、「大阪中央環状線」や「国道171号バイパス」など道路網の整備が進み、生活の利便性が高い街となった。さらに、20世紀最大の発明の一つといわれるインスタントラーメン誕生の地としても知られている。

大阪屈指の文教の街としての歴史

「大阪大学」
「大阪大学」

池田市石橋エリア周辺は文教の地としての歴史も深い。1908(明治41)年には「大阪府池田師範学校」が開校、1943(昭和18)年に「大阪第二師範学校」となり、現在の「大阪教育大学」となっている。また、同大学は大阪市内と池田エリアにおいて、9つの附属学校園を設置している。ほかにも、1919(大正8)年に「大阪府立大阪医科大学」(現・大阪大学医学部)の本科が、1926(大正15)年に旧制「浪速高等学校」が創立され、校地は「大阪大学 豊中キャンパス」へと発展している。現在、豊中キャンパスのシンボルとなっている「大阪大学会館」は、「浪速高等学校」の高等科本館として1929(昭和4)年に竣工したもので、ネオゴシック様式の学内最古の建物となっている。1931(昭和6)年に開院した「大阪帝国大学医学部附属医院石橋分院」は現在、「大阪大学総合学術博物館」となり、「大阪大学会館」と共に国の登録有形文化財になっている。

先進的な取り組みをする教育

「池田市立北豊島中学校」
「池田市立北豊島中学校」

池田市は2004(平成16)年度から、教育特区として市立小学校と市立中学校が英語によるコミュニケーション能力の育成などに取り組んできた。また、2008(平成20)年度からは特区制度の全国化により、文部科学省指定の「教育過程特例校」として引き継がれ、外国語活動や科学・情報の時間を継続し、子どもたちの学びの質の向上をめざしている。また、池田市は小中一貫教育にも取り組んでおり、幼児期から義務教育9年間を見通した教育プログラムと、学校・家庭・地域の協働による教育コミュニティづくりを行っている。2010(平成22)年度からは北豊島中学校区の「北豊島中学校」、「北豊島小学校」、「神田小学校」もモデル地域として指定され、「きたてしま学園」として教育コミュニティづくりに取り組んでいる。校舎はそのまま、美化活動や授業参観交流、小中一環教育合同会議などを行い、「分離・連携型」の小中一教育を展開している。

街の歴史を学べる文化施設

「カップヌードルミュージアム 大阪池田」
「カップヌードルミュージアム 大阪池田」

池田市には古墳、伝承、建造物、祭りなど、これまで受け継がれてきた歴史文化があり、これらが地域の魅力になっている。昔から交通の要衝であったことや酒造りや植木産業といったものづくりが根付く地であることから、近代においても注目すべき文化が広がり、ゆかりの施設がある。例えば、阪急電鉄・阪急阪神東宝グループの創業者、小林一三ゆかりの地である旧邸「雅俗山荘」は、現在「小林一三記念館」となっているほか、「池田文庫」「逸翁美術館」など関連する施設もある。さらに、日清食品株式会社の創業者である安藤百福は池田市の自宅裏庭に建てた小さな小屋で「チキンラーメン」を発明。その後、その功績を称えた「カップヌードルミュージアム 大阪池田」が「池田」駅の近くに建てられ、休日には多くの人が訪れる。同施設では新しい食文化となったインスタントラーメンの歴史を通じて、発明・発見の大切さを学ぶことができる。
深く根付いた歴史・文化を感じながら、整った教育環境で子育てができる池田市石橋エリア。ここでなら落ち着いた風情ある暮らしができるだろう。

あわせて読みたい。関連ページ