こだわりの自家製餡でつくる和菓子

福壽堂秀信 帝塚山本店

「福壽堂秀信 帝塚山本店」外観
「福壽堂秀信 帝塚山本店」外観

1948(昭和23)年創業の「菓匠館 福壽堂秀信」。「帝塚山本店」がオープンしたのは1964(昭和39)年のこと。良質な餡を用いた和菓子をメインに、様々なお菓子を日々丁寧に作り上げている。「福壽堂秀信」の自慢は自家製の餡。和菓子の命である餡づくりは、職人の技術が最も光るところだ。素材である小豆の吟味から始まり、小豆を炊く際の水分量や水に浸す時間、アクを取る際の見極め。日々、気温や湿度に左右されながら、職人の技と勘で各工程をたどっていく。

帝塚山本店限定の「帝塚山」
帝塚山本店限定の「帝塚山」

また、餡は3日間かけてじっくりと作られている。例えば粒餡。1日目は小豆を水に浸し、2日目にアクを取りながらの前炊き。そして本炊きをした後、蜜に漬けて糖分を浸透させる。3日目にはようやく蜜漬けした小豆を餡に炊き上げるが、これをさらに寝かせて味を落ち着かせる。この工程全てを終えて、やっとお菓子づくりに用いられるのだ。これだけ手間暇をかけて作られた自家製餡を用い、繊細な気配りで作り上げた和菓子の数々は、どの店よりもはるかに美味しいと自負するに値する逸品。

ふくふくふ抹茶
ふくふくふ抹茶

1年を通していただける商品は、カステラ生地であっさりした粒餡を包んだ「この味月」、玉子煎餅でコクのある小豆こし餡を挟んだ「花御堂(はなみどう)」、粒餡と求肥(ぎゅうひ)を挟んだ最中「秀丸」など。生地に餡を練り込みバター風味漂う蒸しケーキ、「ふくふくふ」といった洋菓子風の商品もある。また、上生菓子は季節の風情をそのままお菓子に表している。春なら梅木立を表現した「梅林」、うぐいすの形をした「春告鳥(はるつげどり)」、花を模した「椿」「八重咲 水仙(やえさき すいせん)」「薯蕷 柳(じょうよ やなぎ)」などというように、色も形も美しい。バレンタインにはハート形の薯蕷饅頭や、ハートの刷り込みを入れたカステラなども棚に並ぶ。

上生菓子
上生菓子

「帝塚山本店」限定の商品もいくつかある。もち粉を配合した粘りある食感の皮で粒餡を包んだ「帝塚山」、瓢箪の形をした饅頭生地にこし餡が入った名物縁起菓「福ふくべ」、コクのある卵味としっとりとした食感の「かすてぃら」。特に、「福ふくべ」は、毎月29日を「ふくの日」とし、その前後3日間だけしか販売されない商品だ。3日間の間に訪れることができたなら、是非、購入してみてはいかがでしょう。

福壽堂秀信 帝塚山本店
所在地:大阪府大阪市住吉区帝塚山東1-4-12
電話番号:06-6671-5840
営業時間:9:00~19:00(日曜日と祝日は~18:00)
定休日:1月1日
http://www.fukujudo-hidenobu.co.jp/

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